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ケイザブロー隊長が、宇宙の平和を守る為「海、川、山や夜の街(?)」などなど、各地を直接パトロールして回る「アウトドア・パトロール」別名オペレーションS·A·M·P·O(散歩)!パトロールの途中で、隊員バッジが当たるクイズが突然始まったり、隊員限定の○○が無料・・・なんてお得情報のインフォメーションがあったり、どこで何が始まるかわからないので、隊員の皆さんは油断大敵!気紛れな隊長の言動には、充分注意して聴いてください。

  • 2015
  • 8月
  • 2

俺とお前の夏休み

俺とお前の 夏休み〜ぃ!

ふたりで釣りに出かけるなんて何年ぶりだろうか?
10年いや15年?あまりにも昔の事過ぎて思い出せない
確か最後に一緒に出かけたとき「けーちゃん 大きいの釣れたけどニジマスなんだよね?」と新聞紙にご丁寧にくるまれていたのはなんと想像を超えるサイズの大イワナ
釣り歴はそこそこあったのに「イワナとニジマスを間違えるなんて、、、、、」絶句
まるで しじみとアサリの区別がつかない家の近所の女子大生みたいなもんだ(笑)
そして今年の白馬のヘリスキーの帰り道
「けーちゃん 今年は絶対 渓流行こうよ なんかまた良いの釣れそうな気がするんだよね!」と斉藤女子大生様は偉そーにのたまった
なにおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜!
リョーツさんが釣りから遠ざかってるあいだ この私はひたすらシーズンになれば山深い溪に出かけ 名だたる名人とも竿を交えて来た 今回はリョーツさんを渓流釣りに連れて行き 私の集大成をまざまざと見せつけてやろう!
「なんか釣れそうな気がするんだよね?」
そんな釣りは甘かねぇぞ!

 

といわけでやって来ました 新潟県某沢

037

「今日はこの沢で遊ぶぞう!」

 

日曜の放送終わりでちょいと仮眠して(1時間ほど)夜中に出発 若干 意識が朦朧としながら河原に降り立つ
なんで意識が朦朧としてるかって? そりゃ斉藤女子大生様が行きの車の中で最近あった仕事のおもしろ話をずーっと喋り続けて笑いすぎて 酸素が薄い状態が続いていたからです いつもは行きの車では静かに心を整えてから溪に降り立つのに、、、、、、、、
そして 溪をしばらく登り 最初はウオーミングアップでリョーツさんと交互に竿を出す もちろん心優しきこのわたしはほとんどのポイントを「彼」に譲る(余裕)

033

「久しぶりとは思えないほど溪にとけこんでいないかい?」

 

その中でもこの私は小さいながらもイワナをかけ 手前で触ろうとした瞬間 針が外れた ちょっと驚いた魚のように振り返ったリョーツさんは
少しだけうれしそうな顔をしていた

 

030
「それがこのポイント」

 

そして勝負のゴングが鳴らされた

 

042
「ポーズとってないで はよ!釣らんかい!」

 

 

049
「そうそう!こんな感じ」

 

 

今回のルールは数と大きさの2部門での戦い
場所はA級ポイント いつもならここから上流700Mくらいにある瀧までの間 大きいサイズだと31CMくらい 数だとそれこそタイミングがあえば23CM〜25CMクラスが入れ食いになる時もある素晴らしいポイントだ
まずはやはりリョーツさんから竿を降って頂く

 

061
「釣れそうな雰囲気バンバンでしょ?」

 

あっ?言い忘れましたが釣り方はもちろん私がもっとも得意としている「テンカラ」これは和式毛ばりと言ってとてもむずかしい釣りだ 中には始めてから1年釣れない なんて言う人もいるくらいだ しかも私は毛針は沈めない それはさらに釣れない(魚が水面まで登って来るというのはかなりの冒険なのだ なぜなら天敵の鳥などに狙われやすくなるから) なんでそんな事をするのか?と聞かれると
「魚が毛針を食うところを見て釣りたいから」だ
エサ釣りでは魚がエサを食べるとき偶然針が口やのどに掛かり 「釣れちゃう」ことはままあるがこの「テンカラ」では95%は偶然で釣れてしまう事はないのだ
魚が毛針をエサだと思ってくわえる「これはエサじゃねぇ!」その瞬間 毛針を吐き出す その吐き出す前の秒単位の世界の中で「アワセル!」そうしないと「絶対」に釣れないのがこの「テンカラ」だ
そしてもちろんこのテンカラ釣り あえてハッキリ言っておこう
わたしには「自信がある」
釣り始めて数十分 リョーツさんにいつも良いのが掛かるポイントを譲る
「出ない」
その後 わたし
「出ない」
こんなに渋い日はなかなかないほどの反応の悪さ
ここぞと思うポイントをその後 交互に毛針を打って行く
そして驚いた事がある
リョーツさんの進化の早さだ その昔 ほんのお遊び程度に少しだけテンカラをやったことがあるものの この100m移動する中で確実に毛針がいい感じで飛びはじめている 「やはり何かを持ってるのか?」
そんなセリフが頭に浮かんで来たとき「ひゃ〜っ」とした冷気が全身を包む
少し右に曲がった川を覗いて見るとそこにはなんと!「雪渓」が、、、、、、、、
いまは7月ですよ しかもかなりの大きさ

 

082
「こんなん出ました〜!」

 

074
「かたずをのむ リョーツさん」

 

076
「マジでかいのよ!ホレ!」

 

この雪渓の手前から川の水温が一気に下がり 魚の反応がさらに鈍くなる
この冷たさじゃアカンと かなりビビりながら雪渓を越える すると心なしか気温が上がったように感じ ここからが勝負だと再び「フィッシュ オ〜ン!ゲーム オ〜ン!」

 

085
「いいポイントでしょ?」

 

が!が!が!

 

滝の手前の2つのポイント 必ずいい感じの魚が最低1つは出るところで、、、、

 

092
「わたしもいいポイントで、、、、」
「まるで反応なしのツルツル坊主」(釣り用語で一匹もつれない事をボウズと呼ぶ)
「いや〜ついに滝まで来ちゃいましたよ!」

 

101
「ここはよく30cオーバーのイワナが、、、」

 

ふたりともボウズじゃ話にならないと試合は滝をよじ登り 延長戦に突入!

 

いや〜この滝をこえるのかなり怖いんだけどリョーツさんは「ここから落ちたらヤバいね?でもこれも含めて釣りなんでしょ?」となにかを悟ったような一言
それから再び勝負開始!

 

113
「背中に気合いが見えますね?」

 

ここのポイントは超A級 デカイのは35CMオーバー 尺クラスは日に数本なんてことも 26cmのイワナが小さく感じるそんな夢のようなポイント

 

114
「こんなところから大物が、、、、、、、、」

 

 

 

なのに、、
「釣れない 全くつれない」

 

 

ここのポイントでは私の毛針には何度かイワナがアタックして来るのだがなぜかうまく針に掛からない
なぜだろう?
でもこういう日はたまにある 自分の波長とそこの川の波長が合わないとき
私の横ではまるっきり魚の姿も見えないリョーツさんは
「釣れる気がまったくしない」と早くもテンションだだ下がり

 

その時 目の前に現れたのは25m×40mくらいの巨大な淵(プール)
真っ青なコバルトブルーの深淵は不思議な魅力に満ちていた

 

116
「見よ!この美しき溪を!」

 

ここはリョーツさんの順番 釣れる気がしない発言の通り やる気の微塵も垣間見えない
私も軽く空に目をやり 心の中で大きなため息をついたその時 いきなりまわりの空気が一変した
リョーツさんに目をやると、、、、、、、、、、、

 

信じられない!竿が満月にしなっている

 

しかもかなりのサイズだ!

 

竿を折らないでくれ!

 

それはわたしの竿だ

 

腰が引けて お尻が突き出ている

 

竿を両手で支え まるで「女子大生」のようだ

 

121
「両手で竿を持っちゃイヤン!」

 

糸をたぐるのも忘れ 魚に振り回され続けるリョーツさん

 

123
「見てくれ このマジ顔」

 

驚きながらもなぜかメッチャ楽しくなるこの私

 

と次の瞬間 浅瀬から向こう岸に一気に渡り その魚を引きずり上げた

 

デカイ!
126
「まさに破顔一笑!」

 

128
「悔しがるわたし」
「お〜ほほほっ!釣れちゃった〜!いや〜やっぱり釣りはメンタルやね?」と意味不明な発言

 

133
「うれしすぎて感情のコントロールができていません」

 

覗き込む私

 

目測で、、、、、、、、いやメジャーで測って28cmジャスト

137
「この尾びれを見よ!素晴らしすぎる!」

 

 

リョーツさんが釣り上げたノーカット動画はこちら!

 

 

「勝負はもうもらったね?」と嘯くリョーツさん
いやいや何を君はいっているのかね?ここの川で28cmなんて威張れるサイズではないのだよ!これで勝負は面白くなって来た

 

140
「本当の戦いはここからだ!」

 

リョーツさんこの魚が毛針に食いつくの全く見えなかったらしい
近くにいたスタッフは「イワナがスーッと水面まで上がって来て 毛針をパクリ それでも気づかないリョーツさん 竿がこらまたスーッと曲がりはじめてそこで気がついた いや普通ならばそのパターンでは絶対釣れないのに「殺気」がゼロだったのが良かったんじゃないでしょうか?」

そして一匹釣られて「殺気」が出まくってしまったのがこの私

 

魚は出る しかし「グッ!」と来てすっぽ抜ける あきらかに「冷静さ」を失ってる

 

そんな中でやっと釣れて来たのは23cmの可愛い子ちゃん

 

144
「その顔 マジすぎるでしょ?」

 

ガックリする私

 

146
「あれまぁ?ちいさいの〜?」

 

151
「こんなサイズですみません」

 

喜びの絶頂にひたるリョーツさん
153
「よろこびすぎや!」

 

それから数カ所でお互いに毛針を打つがついに魚は出てこなかった

 

 

174
「素晴らしいポイントなのに」
182
「絶対 さかな 出そうなのに」
196
「そこまで水に入って」
202
「ここでダメなら、、、、、、、、」

 

 

 

まさかの完敗だった

 

 

155
「男泣きだぜ!」

 

負けるとは想像すらしていなかった

 

でもね!

 

実は途中でこれはもしかして、、、、、という予感が少しだけあったのよ

 

それは毛針を振っているとどうしてもまわりの木や枝に引っ掛けてしまう
そこで糸を持って引っ張るのだがかなりの確率で糸が切れて毛針をなくしてしまう(まあ 普通は無事回収出来るのは3〜4割くらい)
しかし今回の釣行でリョーツさん
引っ掛けてしまった毛針の回収率がマジ100%だったのだ
私は渓流釣りを30年近くやってるがこんなの見た事がない
最初の5回くらいは「おおすげ〜!」なんて笑いながら見ていたけど7回目くらいからは軽く「恐怖」を覚えるようになり 10回目の回収を見た時には
「こりゃ 今日は負けちゃうかもな?この溪の神様が完全にリョーツさんに味方しちゃってるよ!」
しかもウオーミングアップの時にかけたイワナ バラしちゃった時からちょっと嫌な予感はしていたんだけど、、、、、

 

それでも負けるとは思わなかった
この日のリョーツさんが持ってた「何か」が想像を超えていた
「いや〜!今回は釣らせてもらっちゃってすまないね?勝たせてもらっちゃってありがとね!」
「ぎぎぎぎぎっ!(これ私の歯ぎしりの音 笑)」

 

 

206
「いくらなんでも喜び過ぎなんじゃねぇ〜の?(笑)」

 

これをビギナーズラックと呼ぶのかどうかは知らないが

 

「リョーツさん その竿とライン 毛針以外はわたしの道具なんですけど!」
「魚が見えないのに釣った?それは釣ったんじゃなくて釣れちゃったんじゃねぇ〜の!」(ダメだしカーニバルに投稿したい)
でも、、、、、、、、、
勝負は勝負!
今回は恥を忍んで素直に言わせてもらおう!
「わたしの負けだ!しかし次はけちょんけちょんにしてやる〜!」

 

 

211
「やれるもんなら なってみなぁ〜!おっほほほほ!」

 

その晩
「旨い居酒屋に行こうぜ!」とわたしが誘うと
「えっ?何が一番旨いの?」
「ううん そうね?トマトかな?」
「えっ?トマトがおすすめなの?(笑)」とちょっと私を見下すリョーツさん
そして お店に行き 出て来たトマトを食べて一言
「ケーちゃん マ〜ジ このトマト〜旨いねぇ〜?」
そう
実に素直ないい男なのである

 

そして

 

やっぱり

 

女房子供に内緒の夏休みは最高でありました

 

ところでリョーツさん 自分の竿買うの?
もう 私のは貸さないよ!(笑)

 

 

 

 

 

 

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